主題歌を除くキャラクターソングから好きなやつ10選
アニメソングのうち、キャラクター名義かつOP・ED以外のキャラクターソングから好きなものを10挙げました。
「物理的領域の因果的閉包性」ぎけんさんの企画に参加するものとなります。(以下、企画記事リンク)
OP・ED以外のキャラクターソング選 - 物理的領域の因果的閉包性
こういった企画に参加するのは初ですので、不手際等ありましたらすみません。
こちらの企画での選出条件等は以下の通り。
・ アニメのOPとED以外で使用された楽曲であること(ゲーム・ラジオ可)
・ キャラクター名義の楽曲であること
・ 選出は5~10曲
・ 選出理由・曲の魅力などのコメント必須
・ 記事のタイトルは独自に工夫してOK
・ Twitterのツリー形式は不可(Togetter・モーメント可)
・ ハッシュタグは #キャラソン選
以上の条件に当てはまる曲の中から、個人的にハマった記憶のある曲というの基準に思い出しながら選んでいきました。
全体的に古いのと好みの偏りが酷いと言い訳だけさせてください…
以下、曲目リストです。
- カンカン・マキマキ / 牧野かんな(CV:長妻樹里)
- ロイヤルストレートフラッシュ / 水瀬伊織(CV:釘宮理恵)
- イトコ / 藤和エリオ(CV:大亀あすか)
- オチャメロディカルビューティバンバン / るん(CV:福原香織)
- ツンネコのワルツ / 御庭つみき(CV:大久保瑠美)
- Link / 柏木優奈&優麻(CV:石毛佐和)
- 溜息通り交差点 / 暗落亭苦来(CV:後藤沙緒里)
- 楽園 / 関裕美(CV:会沢紗弥)
- おさんぽHOLY DAY / 四ノ宮京夜(CV:下野紘)&天使恵(CV:宮本侑芽)
- はーい!チャンスちゃん / ゆの(CV:阿澄佳奈)
カンカン・マキマキ / 牧野かんな(CV:長妻樹里)
作詞・作曲・編曲 松前公高
TVアニメ「たまこまーけっと」
主人公の友人の大工の娘 牧野かんなちゃんのキャラクターソング。
効果音でドリルやノコを引く音が挿入されていたり、歌詞にも「近ごろなんだか疲れヤスリの」など大工道具がダジャレ的に登場するのが耳にたのしい。長妻さんの歌い方で、かんなちゃんのマイペースだけど一本筋の通ったキャラクターが表現されてるように感じます。「カンナマキノは大工の娘」って宣言できちゃうとこがいい。
同アルバムに収録の別のキャラクターの曲も名曲揃いで名盤です。
TVアニメ「たまこまーけっと」キャラクターソングアルバム twinkle ride CD
- アーティスト: VARIOUS ARTISTS
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2013/02/20
- メディア: CD
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ロイヤルストレートフラッシュ / 水瀬伊織(CV:釘宮理恵)
作詞 yura 作曲・編曲 R・O・N
アホほどCDが出てるアイマスシリーズの中でもスピンオフ作品のキャラソンとちょっと傍系。
「綺麗でしょ」「キラキラになあれ」と化粧品のCMで流れてそうな感じのフレーズが飛び込んでくるサビですが、実際にアイドルがキャンペーンの仕事を貰って歌っているようで、アイドルをプロデュースする者としてアイドルを見るアイマス的には嬉しいところ。
歌詞&サウンド、どちらもオシャレで最高なんですが、「素顔見せないのは 自信がない訳じゃない 大切な人へと とっておきのジョーカー」というCメロのフレーズが、化粧という曲のテーマとタイトルのトランプの要素を1フレーズで纏めていて、作詞yuraさんの見事なワザマエを感じます。
12ヶ月、アイドルごと季節ごとのキャンペーンソングというコンセプトのシリーズですが楽曲の完成度が素晴らしいので、本当はシリーズ全部推したい…
天海春香さんというキャラがリクルート応援ソング歌ってたり、我那覇響さんっていう沖縄っ娘があったかい家庭の料理の歌うたってたり、何というかイイんスよ…(語彙
PETIT IDOLM@STER Twelve Seasons! Vol.9
- アーティスト: 水瀬伊織&いお(CV:釘宮理恵),水瀬伊織,いお,釘宮理恵
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2013/03/06
- メディア: CD
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イトコ / 藤和エリオ(CV:大亀あすか)
作詞・作曲・編曲 Franz Maxwell I.
TVアニメ「電波女と青春男」
スマキ系ヒロイン エリオが主人公のイトコ(丹羽真くん)のことを歌ったキャラソン。
曲の展開が、たどたどしいピアノの弾き語りのゾーン、「イトコトコトコ」と変な追っかけコーラスが入るノリノリゾーン、布団にスマキになって歌うゾーンと、メロディや歌詞はシンプルながら、アイデアが豊富で、しかもキャラクターを活かしたものばかりで飽きさせません。
エリオ(大亀あすかさん)の歌も、探るようだったり歌い疲れてたり、細かくパターンがあっておもしろい。最後の「わたしのーイトコ」のところのちょっと独占欲出てるところがいいですね。
作家名の正体はヒャダインこと前山田健一さん。お前じゃなかったらどうしようかと。
オチャメロディカルビューティバンバン / るん(CV:福原香織)
作詞 古屋真 作曲 TSUKASA 編曲 ACOMPANAR
TVアニメ「Aチャンネル」
アニメ本編のカラオケ回で天然系ヒロインるんちゃんが歌ったキャラソン。
電波ソングという感じではないと思いますが、少しふわふわした世界観の歌詞が軽妙なビートに乗っかって福原香織さんの声で歌われると中毒性がすごい。
曲名のインパクトと、それに負けない曲の内容、イントロからずっと曲をひっぱっていく高速のピコピコしたフレーズとかその辺が好き。とにかくたのしい。
「Aチャンネル」で好きなのはユー子ちゃんです。
ツンネコのワルツ / 御庭つみき(CV:大久保瑠美)
作詞 はかせ(IOSYS) 作曲・編曲 ARM(IOSYS)
TVアニメ「あっちこっち」
ネコ系ヒロインつみきさんのキャラソン。ED曲のカップリングです。
ワルツという曲名ですが、ずんちゃっちゃーずんちゃっちゃーではなく、ハイテンポで楽しく駆け抜けていく曲。1分40秒くらいしかなくて「ゴロゴロニヨニヨてれりこてれりん」とか「にゃにゃにゃ」とか擬音の歌詞に溺れてるうちに曲が終わります。贅肉のない展開が好きです。配信で単品を買うと他と同じ250円か…とは少し思うところ。
大久保瑠美さんのちょっとつーんとした声は心が洗われますね。洗われるんです。
イントロ部分は日テレの朝の番組「ZIP!」を見てるとたまに流れてくるので、曲を知らなくても聴き覚えのある方もいるかも。
TVアニメ「あっちこっち」エンディングテーマ 手をギュしてね
- アーティスト: 御庭つみき(CV:大久保瑠美)
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2012/04/18
- メディア: CD
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Link / 柏木優奈&優麻(CV:石毛佐和)
作詞・作曲・編曲 西田憲太郎
TVアニメ「ぱにぽにだっしゅ!」
ぱにぽにの双子のキャラソンで、90年台アイドルデュオWinkのパロディソング……というのはこの曲に触れた当時はよく分かっていませんでしたが、最近また聴きなおしてみるとかなり本気でがっちりとサウンドが作り込まれていて驚きます。オケがとにかくカッコいい。
柏木姉妹(石毛佐和さん)のボーカルも見事に当時のアイドルしてると思います。姉妹で歌い分けてるとのことですが、分かるような分からないような塩梅なのもグッドです。キャラ声すぎないのがこの曲の場合は合ってるというのか、芸達者な姉妹なのでむしろキャラっぽいのかも。
私個人の話になりますが、キャラソン好きになったきっかけはこの作品が大きかったかと思います。
- アーティスト: イメージ・アルバム,斎藤千和,佐藤こづえ,菊谷知樹,久保幹一郎
- 出版社/メーカー: キングレコード
- 発売日: 2005/10/26
- メディア: CD
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溜息通り交差点 / 暗落亭苦来(CV:後藤沙緒里)
作詞・作曲 しのさきあさこ 編曲 岡本洋
TVアニメ「じょしらく」
陰鬱な昭和歌謡をダウナー系落語家ヒロイン苦来さん(後藤沙緒里さん)が陰鬱に歌い上げている曲。
キャラソンなのにイントロの溜めが長かったり、3番まであるところにガチさを感じます。歌に合いの手を入れるようにずっと鳴ってるバイオリン?とか、焦燥感をかきたてるように盛り上がっていく間奏の展開がエモーショナル。
何より後藤沙緒里さんの歌声が合うのなんの。台詞パートも情念たっぷりに読み上げてくれます。
楽園 / 関裕美(CV:会沢紗弥)
作詞・作曲・編曲 NBSI(渡辺量)
webゲーム「アイドルマスターシンデレラガールズ」
だいたい180人くらいいるアイドルの中から数人ピックアップし、ソロデビューCDを出すというコンセプトのこの「CINDERELLA MASTER」シリーズが私の推しシリーズなんですけれど、現在一番新しい楽曲のうちの一つがこれです。
(下のジャケ写だと真ん中の娘が関裕美さん)
「あなた」と出逢って少女が歩き始める「シンデレラガールズ」というアイドルプロデュースゲームの直球ど真ん中のテーマの歌詞。
アイドルを見守るプロデューサーというロールプレイ視点で読むとぐっとくる表現だらけです。歌詞の語り口調が少女っぽいというか、関裕美ちゃんぽいのもいい。
どの部分の歌詞も好きですが「何度でも繰り返したい そう思えるヒト・コトに この胸の音止まないうちに 背伸びしながら巡り会いたい」のラインが最高に好き。大人になってしまっても、いつまでも忘れたくない気持ちです。
サビ前に盛り上げてくるストリングスや、間奏の軽やかなピアノソロパートなど、曲の展開も素晴らしい。
THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER 049-051 関裕美・三船美優・村上巴
- アーティスト: 関裕美
- 出版社/メーカー: 日本コロムビア
- 発売日: 2018/04/04
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おさんぽHOLY DAY / 四ノ宮京夜(CV:下野紘)&天使恵(CV:宮本侑芽)
作詞 桑原永江 作曲・編曲 中坪淳彦
TVアニメ「GJ部」
キャラソン&OSTアルバムより。キョロこと京夜と恵のデュエット…のようなアーティスト名ですが、基本ボーカルは恵ちゃん(宮本侑芽さん)で、キョロ(下野紘さん)はハーモニーを付ける役割。ほのぼのとした雰囲気を強調するいいアクセントになってると思います。
懐かし感じのシンセサウンドがクールでウォーミングで…上手い表現を見つけられませんがとってもいいかんじです。
はーい!チャンスちゃん / ゆの(CV:阿澄佳奈)
TVアニメ「ひだまりスケッチ」
ちょっと民族音楽みを感じるサウンドとリズムに、ゆの役阿澄佳奈さんの初々しいボーカルのとりあわせがクセになる。
ゆのというクセのない、いい子なキャラクターから何でこういうサウンドになるのか、よく考えると分からない気もしますが、阿澄さんの声がマッチしすぎてるし「シトラスハープのお風呂にちゃぽーん」というフレーズでアニメでおきまりのお風呂パートが浮かんでくるし、まあいいかとなってきます。
たぶん「ゆの」という名前からイントロの「ゆっゆっゆっ ゆっのっ」のフレーズが出てきて、そこから拡げていった曲なんじゃないかと勝手に想像していますが。
(キャラソンというジャンルが今さらながら私は好きなんですが、キャラクターさえ立てていれば楽曲のジャンルに関しては懐がめっちゃ広いのが好きです…)
間奏の口ドラムが聴きどころ。どどどどんどん。ここだけじゃなくキャラクターの声を、効果音的に飛び道具として活用しまくりですが、こういう「キャラクターの声」というキャラソン以外にはありえない要素をふんだんに取り込んでサウンドを作り込んでる曲には本当に惹かれます。
知識のアップデートが最近ほとんど出来ておらず古い曲がほとんどで恥ずかしいですが(作品の放送年表記を最初は付けてましたが消してしまいました…)、キャラクターソングというものは本当に大好きで、いてもたってもいられず記事を書かせていただきました。
文章を書き慣れていないので稚拙な表現が多いかと思いますが御容赦下さい。
記事を作る契機をくださったぎけんさん、ありがとうございました。